知らないことは恥ずかしいことではないのです

知らないことに出会った時、素直に「知らない」と言えますか?

 

『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』という、ことわざがあります。

人は、知らないと認めることで、初めて「学ぶこと」が始まります。

もし、知ったかぶりをすると、その場は誤魔化せても自分が一番、困ることになります。

「無知を認める勇気」は、恥ずかしさではなく、成長し続けるための力と考えると気持ちが少し楽になります。

 

「知らない自分」を責めるより 「いま知れたからラッキー」と考えた方が学びやすくなります。

それは 恥ずかしさよりも、好奇心を少しだけ優先してあげる感じです。

 

「知らない」と言える人は、自分を大きく見せようとしません。

間違いを恐れすぎず、学ぼうとします。そして、 周りからも信頼されやすいと言われています。 逆に、知らないのに知ったふりをする「知ったかぶり」は、かえって印象を悪くしがちだと指摘されています。

 

そして「知らない」と言える人は、次の点で賢いと評価されます。

 間違った情報を断言して、人を振り回わさず、わからない部分を認めるので、物事を正しく学び直せます。周りからは「誠実な人」として信頼されやすいのです。

逆に、何でも知っているふりをする人は、失敗を隠したり、誤情報を広めたりしがちで、長期的には信頼を失いやすいとされています。

 

さて、自分自身を振り返ったときに、どうでしょうか?

 

実は、意外にも「知らない」と言えない人は多いかもしれません。

 

「知らない」と言えない背景には、よく次のような思いが隠れています。

「馬鹿だと思われたくない」「その場から浮きたくない」「相手をがっかりさせたくない「 仕事できない人だと思われたくない」などです。

つまり「知らないこと」自体より「どう思われるか」が怖い状態になりやすいのです。

知らない時に、人は二つの反応をしがちです。

「知ったかぶる」か「話題そのものを避ける」です。

どちらも「不安や恥ずかしさから自分を守る防衛反応」です。ダメなわけではなく「今はそうやって自分を守っているんだな」とまずは理解してあげることが大事です。

もし、いきなり「知りません」と言うのが怖いなら、表現を少しだけ柔らかくする方法があります。

例えば 「ちゃんとは分かってないので教えてほしいです」や「聞いたことはあるんですけど、詳しくは分からなくて」や「今のところ自信がないので、確認してもいいですか」などです。

「知らない」ではなく「分からない」や「自信がない」と言い換えると、自分も相手も少しラクになります。

そして、 完全に「何でも知らないと言える人」になる必要はありません。 仕事でミスにつながりそうな時や相手に誤解を与えそうな時に、そういう場面だけでも、「分からないので確認したいです」と言う、と自分の中でラインを決めておくと行動しやすくなります。

「知らないこと」を自分で責めすぎないことも大事です。

 

いかがでしょうか?

 

もし、今まで「知らない」ということに勇気が持てなかったのなら、柔らかく伝える方法を試してみてください。

 

これから『知る』ことで、新しい扉が開くかもしれませんよ。

 

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投稿者プロフィール

大野 香
大野 香くれたけ心理相談室(愛知 東浦支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(愛知 東浦支部)は、愛知県知多郡東浦町を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、ズームや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

ふっと一息、呼吸をしに来ていただけるよう、相談者様に寄り添い、一緒に解決策を探したり、あなたらしく歩めるお手伝いをできたらと思っています。

心理カウンセラー 大野 香

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