強がることに疲れた人へ
いつからか、つらい時ほど笑うようになって、 苦しい時ほど大丈夫と言うようになって、 弱音をしまいこむことが、いつのまにか当たり前になっていた人もいるのだと思います。
『強くいなければいけない』『しっかりしていなければいけない』『 人に心配をかけてはいけない』そんな言葉を、何度も胸の内でくり返しながら、ここまで歩いてきたのかもしれません。それはきっと、弱いからではなく、そうしなければ自分を守れない時間があったからです。
強がることは、悪いことではないのだと思います。その時のあなたにとって、必要なことだったのでしょう。気持ちを見せすぎないようにして、なんとか今日をやりすごしてきた、がんばりがあったから、越えてこられたときもあったのだと思います。
でも、ずっと力を入れたままでいるのは、やっぱり少し苦しいです。平気なふりをするたびに、本当の気持ちは奥のほうへしまわれていきます。大丈夫と言い続けるうちに、自分でも自分のしんどさがわからなくなってしまうこともあります。無理に強くいようとするほど、余裕がなくなり、心が疲れやすくなります。
もし今、強がることに疲れているのなら、それは、あなたが足りないからではありません。長い間、ひとりで持ちこたえようとしてきたからです。
静かにがんばり続けてきたぶん、心にも少し疲れがたまっているだけなのだと思います。
弱さは、恥ではありません。うまくできない日があることも、誰かによりかかりたくなることも、不安で立ち止まることも、きっととても自然なことなのです。がんばりすぎた人が疲れを感じるのは怠けでも弱さでもないです。
本当に必要なのは、弱さをなくすことではなくて、弱さのある自分を追いつめすぎないことなのかもしれません。今日は少し元気がないなと気づけることや、しんどいなと心の中で認めてあげられること、それだけでも、心はほんの少し呼吸しやすくなります。
いつも強くいられなくても、大丈夫です。ちゃんとしていない日があっても、大丈夫です。少し立ち止まる日があっても、それで何かが失われるわけではありません。
強がることに疲れた日は、無理に前を向こうとしなくていいのだと思います。 ただ「疲れたね」と自分に言ってあげられる、 そのくらいの優しさを、今日は誰かではなくて、自分にも向けてあげていいのだと思います。

投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(愛知 東浦支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室(愛知 東浦支部)は、愛知県知多郡東浦町を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、ズームや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。
ふっと一息、呼吸をしに来ていただけるよう、相談者様に寄り添い、一緒に解決策を探したり、あなたらしく歩めるお手伝いをできたらと思っています。
心理カウンセラー 大野 香
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