夏の風物詩の一つです

私のなかで、夏の風物詩のイメージに、お化け屋敷があります。

私は怖がりなので、とある遊園地のお化け屋敷に誘われたときに、お化け屋敷の入り口で、大泣きして入ることができなかったほどなのですが、そんな私には「ごめんなさい」といまだに謝りたくなるお化け屋敷の苦い思い出があります。

 

ある時の学園祭に遊びに行ったときのお話です。

そこにお化け屋敷がありました。

遊園地などにある本格的なお化け屋敷は苦手なのですが、出し物的なお化け屋敷は楽しめるので、入ることにしました。

並んでいる間にお化け屋敷の設定を説明され、中に入ったら置いてある、ぬいぐるみを持って出口の近くにある場所に置いてから出口に向かうことというゴールへの条件を聞き、いざ、本番となりました。

 

暗い部屋の中を携帯のライトで照らしながら進むのですが、実は私、暗闇が得意なのです。

部屋が暗く静かなのが落ち着く私にとって、不気味な音楽はありますが、落ち着ける空間であり、少ししたら、視界も慣れてきました。

多分、私は、暗闇への耐性があり、視界もそれなりに見えます。

そして、動きにも敏感なので、人がどこに隠れているかもわかってしまっていましたし、進む時にしゃがんで通らなくてはいけない場所も手が出てくるのが、とっさにわかってしまい、つい反射的に、握手をしてしまいました。

ここまででも、驚かしがいがないことに、少し申し訳なさを感じてはいましたが、とりあえず、入り口で聞いたゴールをするために、ぬいぐるみを手に取り、指定された場所に置き、向きを変え出口に向かっていましたら、視界の端に影が写った気がして、振り返りかえったら、きっと、出口の直前で驚かそうと、静かに、でも足早に近付いてきていた人を、真正面で発見してしまいました。

私の口からとっさに「ごめんね?」と出てしまったのですが、見つかってしまった相手も、焦ったような笑顔を浮かべていました。

 

そのまま、出口から外に出たのですが、つい癖で、とっさに反応してしまったとはいえ、せっかく驚かそうと隠れていてくれていたり、静かに近付こうとしてくれていたのに、台無しにしてしまったことに対する申し訳なさを、お化け屋敷から出てから、時間が経つごとに、ひしひしと感じていました。

そして、伝えた言葉が「ごめんね」で合っていたのか、はたまた違う言葉が良かったのか、けれど、違う言葉で伝えるのなら、何がいいのだろうか?と、ぐるぐる考えてしまい、答えも見つからず、ただ申し訳なさだけが残っています。

 

ですが、このお化け屋敷、細かいところまでも、こだわって作られていて、視界が慣れていた私から見たら、素晴らしく、見過ごしてしまいそうなところにも色々と書かれており、生徒さんたちの努力の結果が伝わってきました。

なので、展示としても楽しめたので、お礼を伝えたくもなりました。

 

これからまた、お化け屋敷に入る機会があったら、申し訳なさではなく、最後まで、ありがとうの気持ちで、楽しみたいです。

 

暗い教室

 

投稿者プロフィール

大野 香
大野 香くれたけ心理相談室(愛知 東浦支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(愛知 東浦支部)は、愛知県知多郡東浦町を拠点に心理カウンセリングを承っております。エリア外の皆様にも、ズームや電話等によるカウンセリングにて対応させていただいております。

ふっと一息、呼吸をしに来ていただけるよう、相談者様に寄り添い、一緒に解決策を探したり、あなたらしく歩めるお手伝いをできたらと思っています。

心理カウンセラー 大野 香

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