グリーフケアとは
「大切な人を失ってから、以前のように笑えなくなった…」
「時間が経っているのに、悲しみが薄れない…」
そんなお気持ちを抱えながら過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
グリーフケアとは、大切な人やかけがえのない存在を失ったことで生まれる深い悲しみ(グリーフ)に寄り添い、その方がご自身のペースで日常を取り戻し、新しい一歩を歩んでいけるよう支えるケアです。
グリーフは、家族や友人との死別だけではありません。ペットとの別れや流産・死産、離婚や失恋、病気や事故によって健康や仕事、これまでの役割を失うことなど、「大切なものを失う体験」すべてに伴う心の反応です。
グリーフケアで大切にしていること
日本では今も、「悲しみは早く乗り越えなければ」「いつまでも悲しんではいけない」といった考え方が残っているように感じます。
そのため、本当は誰かに気持ちを話したくても、「もう頑張らなくては」「こんなことを話してもいいのかな」と、悲しみを一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。
でも、悲しみに正解はありません。
泣きたい日があってもいい。
何年経っても思い出して涙があふれる日があってもいい。
それは、それだけ大切な存在だったという証でもあります。
グリーフケアは、悲しみを消したり、無理に乗り越えたりすることを目指すものではありません。
悲しみとともに生きながら、その人らしい毎日を少しずつ取り戻していくこと。そして、ご自身の中にある回復する力を信じ、その歩みをそっと支えることを大切にしています。
このような方もご相談ください
- 大切な方やペットとの別れを経験された方
- 流産・死産など、言葉にしづらい喪失を経験された方
- 離婚や失恋、人間関係の変化に心が追いつかない方
- 病気や事故によって健康や仕事、役割を失い、喪失感を抱えている方
また、グリーフケアは喪失を経験されたご本人だけのものではありません。
大切な方を支えようとしているご家族や身近な方も、「どう声をかけたらいいのかわからない」「見守りたいけれど、これでいいのか不安」と悩まれることがあります。
そのようなお気持ちも、どうぞ安心してご相談ください。
最後に
悲しみは、一人で抱え続けなければならないものではありません。
話すことで悲しみがなくなるわけではないかもしれませんが、誰かに気持ちを受け止めてもらうことで、心が少し軽くなることがあります。
私は、喪失を経験されたご本人のお気持ちはもちろん、その方を支えるご家族のお気持ちにも丁寧に寄り添いたいと思っています。
あなたのペースを大切にしながら、一緒にこれからの歩みを考えていけたら嬉しく思います。
「こんなことを話してもいいのかな」
そう思われるようなお気持ちでも大丈夫です。
どうぞ安心して、お話をお聞かせください。



